朝鮮の申善昊(シン・ソンホ)国連大使は安保理が6月30日に公開した安保理輪番議長への書簡で、安保理の支持の下で、朝鮮と韓国の高級軍事会談を行って、「チョンアン」事件の真相を究明し、双方の間の紛争を解決しようとする姿勢を表明しました。

　この書簡では「『チョンアン』事件を解決する最も公平なやり方は朝韓双方が共同で調査することだ」として、「国連安保理は韓米による一方的な調査結果を処理する前に、朝韓高級軍事会談の開催を促し、事件の真相を明らかにするべきだ」としています。

　安保理の今月の輪番議長であるメキシコのエレール国連常駐代表は当日、書簡が届いたことを確認しましたが、この問題については、安保理が協議中だと述べるにとどめました。（翻訳：ヒガシ）