朝鮮の祖国平和統一委員会の報道官は1日、ピョンヤン(平壌)で、アメリカが韓国への戦時作戦指揮権の移行を先送りしたことを、「朝鮮半島の戦争危機を激化する行為だ」として、非難しました。
この報道官は「アメリカのこの行為は、韓国と結託した結果で、朝鮮半島を危険な状態に導こうとする企みである。それに、朝鮮との全面的な戦争を辞さない、極めて挑発的な行為だ」と述べました。
韓国とアメリカの2007年2月の合意によりますと、アメリカは2012年4月に、韓国に戦時作戦指揮権を移行することになっていましたが、これが2015年12月に延長されました。指揮権移行後、韓国が作戦を主導し、アメリカは支援を提供することになります。(朱丹陽)
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