中国の山東大学と国内の考古学専門家はこのほど、「済南市の大辛荘遺跡で多くの商の時代の遺跡と遺物を発見し、商の時代の考古学と歴史の研究に重要な価値がある。その中でも139号の墓は中国東部地区で発見されたこの時代の最大規模の古墳で、中国全土でも珍しい」と明らかにしました。

　山東大学の考古学専門家によりますと、「商の時代の古墳を発見したことは今回の考古学発掘の最も重要な成果となる。今のところ、この地区で発見された古墳は30箇所に上り、これらの古墳は商代の前期と末期の墓で、墓の年代は今から3400年から3000年までの間に集中している。そのうち、139号の古墳はその中の最大規模の古墳で、出土した青銅器は10件余りになる」と説明しました。（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）