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米報道官、スパイ摘発は米ロ関係に影響せずと表明

2010-06-30 11:27:20     cri    
 アメリカのホワイトハウスは29日、アメリカがスパイ活動をしていたロシア人を逮捕したことは、改善されつつある米ロ関係に影響しないと表明しました。

 ロバート・ギブズ・ホワイトハウス報道官は、「米ロはイランと朝鮮などの問題における協力で新たな進展を収めた。スパイ事件は両国関係に影響することはない」と明らかにしました。

 また、ロシアのプーチン首相は29日、ロシア訪問中のアメリカのクリントン前大統領と会談した際、スパイ摘発事件に言及し、「ここ数年良い方向に向かっている両国関係に影を落とさないよう望んでいる」と語りました。

 ロシア外務省は同じ日に、「逮捕されたロシア人はアメリカの利益を損ねる如何なる行動も取っていない。アメリカが現在の良好な両国関係を考慮し、この事件で理解を示してくれるよう期待している」との姿勢を示しました。(閣、国清)

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