イスラエルを訪問中のロシアのラブロフ外相は29日、イランに対して、アメリカ、ロシア、及びIAEA・国際原子力機関と会談するよう呼びかけました。
ラブロフ外相はこの日、エルサレムでイスラエルのリーバマン外相と会談し、イラン核問題に言及した際、「イランが交渉の卓に戻り、核燃料交換問題を討議するよう希望する」と述べました。
また、ラブロフ外相は、「ブラジルとトルコに継いで、アメリカ、ロシア、およびIAEAも、米ロとイランの3カ国が専門家会談を行い、イランの原子炉に核燃料を提供することを討議するよう提案した。こうすれば、イランは濃度20%の濃縮ウランを精錬する必要はなくなる」と述べました。
なお、イラン原子力庁(AEOI)のサリヒ議長は23日、「イランは濃度20%の濃縮ウランを17キロ生産した。今後も自国の必要によって濃度20%の濃縮ウランを生産し続ける」と述べました。(翻訳:玉華 チェック:金井)
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