第4回G20首脳会議に出席した中国の胡錦涛国家主席はカナダ訪問を終え、28日夜、特別機で北京に戻りました。

　訪問期間中、胡主席はカナダの総督、首相と会談し、両国が戦略パートナーシップの発展に努力することを改めて強調し、2015年までに、双方の貿易額を600億ドルに引き上げることを発表しました。また、両国の政府機関と企業も省エネ、観光、品質検査、司法などの分野における協力協定に調印しました。これらの協定はオイル・サンド、原子力、移動通信などの協力プロジェクトが含まれています。

　トロントサミットでは、胡主席は世界経済が強く、均衡的で、持続可能な成長を一日も早く回復させるについて3つの提案をしました。それには実体経済の発展にプラスとなる国際金融システムを確立することが含まれています。また、胡主席は、発展の問題も強調しました。サミット期間中、胡主席はアメリカや、ロシア、イギリス、日本、インドネシア、韓国の指導者らと会談しました。（翻訳：トウエンカ）