2010年北京国際観光博覧会（北方観光交易交会）が25日北京で開幕しました。

　世界の82の国と地域、および国内の25の省、市、自治区の観光機構や旅行社がこの博覧会の展示に参加しています。

　今回は、観光商品取引コーナーが設けられ、国内観光での割引商品などが紹介されています。韓国、エジプト、ロシア、シンガポール、ポーランド、カザフスタンなど海外からの出展者は、パンフレットを配ったりＶＴＲの放映を通じて訪れた人々にそれぞれの観光資源を紹介していました。その中で「上海は万博開催を通じて観光をアピールしており、北京は国際観光博覧会を通じてアピールを活発に行なうべきだ」という声も聞かれました。

　北京市観光局の張慧光局長は、「この博覧会によって北京の観光市場を国際レベルにある国内の観光市場としっかりリンクさせ、互いに交流と協力を強めて共に発展させていきたい」と述べました。（訳：恂）