新華社によりますと、国連麻薬犯罪問題事務局(UNODC)は23日、報告を発表し、「伝統的な麻薬品の生産と使用は減少しているが、新種の麻薬と市場が絶えず現れ、麻薬の取締りは依然として深刻な状況だ」と明らかにしました。
報告によりますと、「ヘロイン、コカインなど、伝統的な麻薬の消費は減っているのものの、人工合成された新種の麻薬の消費が急速に伸びている。統計では、世界でアンフェタミン類の合成麻薬を吸う人は3000万から4000万人に達し、増える一途をたどっている」とのことです。
また報告によりますと、コカイン密売は欧州へと拡大しています。発展途上国がいっそう麻薬の被害を受けていて、比較的貧しい国では麻薬に拮抗する薬物が足りないことが深刻な問題となっています。(訳:恂)
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