韓国の李明博（イ・ミョンバク）大統領は14日、ソウルで「これまでの国家運営を見直すと共に、近いうちに、大統領府と内閣を改造する」との考えを示しました。これは李明博大統領が与党ハンナラ党の統一地方選挙敗北後、初めて国家運営について、その考えを明らかにしたものです。

　李明博大統領はこの中で「地方選挙で表れた民意を重く受け止めている」と述べ、今後も国民が求める改革の声に、より耳を傾けていくと約束しました。しかし、朝鮮に対する強硬な政策が変わらない姿勢を重ねて表明すると共に、大統領府と内閣の活動をより効率的に行うため、大統領府と内閣を改造する考えを示しました。

　関係筋によりますと、李明博大統領は、大統領府に対する改造を7月に、全面的な内閣改造を7月28日の国会補欠選挙の後に予定しているとのことです。（翻訳：ヒガシ）