新華社通信によりますと、ロシアの大統領秘書は12日、「ロシアは、今時点ではキルギスに平和維持部隊を派遣しない」と発表しました。
大統領秘書は、「キルギスのオシなどで起きた騒乱は内部の紛争であり、ロシアの武力を使用する条件はまだ揃っていないと判断している。『国連憲章』にしたがって、『独立国家共同体集団安全保障条約』のすべての加盟国と協議した後、キルギスへの平和維持部隊の派遣を決めることができる」と述べました。
大統領秘書は一方、「ロシア各関連部門は援助を討議している。メドベージェフ大統領はキルギスに人道主義的な援助を提供するよう、非常事態省、連邦保健・社会発展局に指示し、非常事態省はすでに輸送機をキルギスに派遣した」と紹介しました。
また、メドベージェフ大統領は、14日に『独立国家共同体集団安全保障条約』の会議を開催するよう提案したということです。
(訳:FUYING チェック:大野)
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