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中国人民解放軍、良好な中米関係の構築に尽力

2010-06-06 15:32:00     cri    
 中国人民解放軍の馬暁天総参謀次官は、5日のアジア安全保障会議で、「中国とアメリカの関係は世界で最も重要な2国間関係だ。中国は、21世紀の中米の積極的な協力関係の構築に尽力している。この中には軍関係も含まれている」と強調しました。

 これについて、馬総参謀次官は「中国は終始、アメリカとの軍事分野での相互信頼と協力を重視している。中国は『尊重、相互信頼、対等、互恵』という原則を踏まえて、アメリカと各分野で交流と協力を進めている」と述べました。また、両国の軍事関係に抱えている課題について、台湾への武器売却、アメリカが中国の南海、東中国海で行っている高強度の監視や偵察、そしてアメリカの議会で採択された『2000年度国防授権法』などを取り上げて、これらが両国の軍隊の交流を制限しているとした上で、「両国の軍隊の交流に障碍を設置した責任は中国側にはない」と強調しました。

 さらに、馬総参謀次官は「国交樹立以来、両国の軍関係は『発展、停滞、再発展、再停滞』といった道を辿ってきたものの、中国は今後引き続き相手国の重要な利益を尊重しあうという原則を踏まえて、アメリカと共に両国の軍の関係を推し進めていきたい」との姿勢を示しました。(朱丹陽)

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