中国の楊潔チ外相は、4日北京でロシアのラヴロフ外相と会談後の共同記者会見で、朝鮮半島の核問題に冷静に対応すべきだとの見解を示しました。
楊外相は「我々は朝鮮半島の平和と安定を脅かす行為に反対する。『天安号』事件について、事実に基づいた結論が出てから、自身の立場を確定する。我々は、6ヵ国協議は朝鮮半島の非核化と平和を実現する有効な手段であると認知しており、それぞれの努力によってその早期再開を実現することは、各国の利益と一致する」と述べました。
ラヴロフ外相は、「各国が冷静な態度で朝鮮半島の情勢に対応し、政治的手段で問題を解決する道筋にもどらなければならないという認識では、中国と一致している。各国の利益を考慮したうえ、それぞれが受け入れられる方法で、北東アジアの平和と安定を確保したい」と述べました。(訳:恂)
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