温家宝首相は1日、ウランバートルでモンゴルのバトボルド首相と会談して、『中国モンゴル政府間国境管理制度条約』に調印しました。
温家宝首相は会談の中で、エネルギー、環境保全、交通運輸の分野でモンゴルとの協力を強化し、モンゴルの加工業の発展を支持し、モンゴル経済にできる限りの支援を提供していく考えを示し、両国の文化交流を強化するため、今後5年間、モンゴルの2000人分の政府奨学金を提供すると共に3000人のモンゴル若者を中国へ招き、青少年交流のメカニズムを模索していくことを明らかにしました。
これに対して、バトボルド首相は、青海地震被災地の生徒60人をモンゴルで休養してもらうため招くとしました。さらに、両国自由貿易区の建設を早く進展させ、中国企業がモンゴルへの投資を拡大して、モンゴルのインフラ整備や鉱山、エネルギー資源開発に参与すると共に、金融、環境保全などの分野で新たな協力を切り開くことに期待を示しました。
会談後、両国は中国モンゴル経済技術協力協定など9つの協力文書に調印しました。その内容は学歴の承認、税関協力、金融貸付、鉱山と核エネルギー開発などに及んでいます。(翻訳:ヒガシ)
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