中国外務省の姜瑜報道官25日、北京の定例記者会見で「中国は一貫して、対話という平和的な手段によるイラン核問題の解決が最善の道だと見ている。現在国連安全保障理事会ではイラン核問題について話し合いが進められているが、外交ルートによる核問題解決の努力が不必要ではない」と述べました。
姜瑜報道官は「中国は制裁と接触といった戦略を支持する。また、ブラジルとトルコが核燃料供給問題についてイランと調印したことを重視し、歓迎している」とした上で、「イランとIAEA・国際原子力機関を含む各国が一刻も早く、具体案について見解の一致に達することを希望する。また、対話と交渉を通じてイラン核問題を平和的に解決することを推し進めていきたい」という中国政府の立場を強調しました。(朱丹陽)
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