韓国海軍の哨戒艦「天安(チョンアン)」が沈没したことについて、原因を調べていた軍民合同調査団は20日、朝鮮の魚雷攻撃によるものだとする調査結果を発表しました。魚雷は、朝鮮の小型潜水艦から発射されたとされています。
「天安」は3月26日夜、韓国の西部海域を航行中、突然爆発して沈没しました。乗組員104人のうち、58人しか救助されませんでした。
調査団は現場海域で引き揚げたものを分析し、生存者にも訊ねた結果、魚雷による水中爆発で沈没したと判断しました。発見された部品は、朝鮮製の魚雷「CHT-02D」の設計と一致したほか、魚雷のスクリューの破片と見られるものに朝鮮の表記方法と一致する文字が見つかったということです。
これに先立って、朝鮮祖国平和統一委員会は19日、「韓国が『天安』の沈没を朝鮮と関連づけることは、地域情勢を激化させる重大な挑発行為だ」と非難しました。(鵬)
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