第二回中印フォーラムは15日、北京で開かれ、中国とインドの学者、外交官、企業家ら100人あまりの参加を得、両国の政治、経済、文化の発展、協力及び環境保全などをめぐって話し合いが行われました。

　中国インド友好協会の蒋正華会長は開幕式で、「主要20カ国グループ（G20）、ブリックス（BRICS）などの多国間メカニズムにより、中国とインドは気候変動、世界の体制の改革などの重要問題で必要不可欠な役割を果たし、相互協力の深さと幅も絶えず拡大されつつある。目下、両国関係の重要性はすでに二国間関係を超えて全世界に影響を及ぼしている。両国の互恵協力の強化はアジア、ひいては全世界の平和と安定に重要な貢献が果たせるに違いない」と語りました。

　これを受け、在中国のS.Jaishankarインド大使は「インドと中国の関係は目下良好に発展しており、国際機関とフォーラムにおける協力もますます強くなっている。これからも二国間関係を一層強化し、建設的な対話で両国が共に関心を寄せる二国間、地域及び国際問題の解決を図っていく」と指摘しました。（翻訳：Yan、Kokusei）