中国外務省の姜瑜報道官は11日北京での記者会見で、中国とインドとの国境問題については交渉を通じての解決に努力していくとの姿勢を明らかにした上で、「中国は、国境地域でのパトロールで他国の領土あるいは領空に侵入したりはしない」と述べました。

　姜瑜報道官は「中国とインドは、国境問題が解決するまで周辺地域の安定と平和を保つため努めることで合意している。中国の国境隣接地域での活動は、この原則に基づくものだ」と述べました。

　姜瑜報道官はまた「インドとの国境問題についての中国の立場は一貫しており、交渉を通じて解決するため努力を続けている」と述べました。（訳：恂）