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馬朝旭外務省報道官、中韓と中日外相会談で記者会見

2010-05-15 20:16:58     cri    

 中国外務省の馬朝旭報道官は15日、韓国の慶州で中韓や中日外相会談について記者の質問に答えました。

 馬朝旭報道官によりますと、中国の楊潔チ外相は韓国の柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商相と会談した際、「韓国の哨戒艦・天安(チョンアン)号の沈没は不幸な出来事だった。目下、朝鮮半島の情勢はたいへん複雑で敏感であるため、関係各国は半島と地域の平和安定という大局にたって、長期的なことに着眼して、冷静さと抑制を保たせ、関連問題を妥当に処理してほしい」との考えを表明しました。

 なお、中日外相会談について、馬報道官は「中国は東中国海問題における立場は明確で一貫したもので、日本が一方的に唱えている『中間線』説を認めたことはない。日本は争議のある海域で一国行動をとる権利はない。事態のエスカレート化を避け、両国関係の大局に影を落とすことを防ぐため、双方は関連問題を冷静に処理していくことで合意した」と語りました。

 さらに、「日本側は会談で、中国海軍が東中国海で洋上訓練したことについて言及したが、楊潔チ外相は『正常な訓練で、いかなる国にとっても脅威にならない』ことを強調し、両国の防衛当局は相互信頼を増強し、誤解や誤った判断をしないよう一層交流とコミュニケーションを強化していくよう期待をしていると語った」ということです。(翻訳:Yan、Kokusei)

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