二日間にわたって開かれる第四回中日韓外相会議は15日、韓国東南部の慶州市で開幕しました。中国の楊潔チ外相、韓国の柳明桓（ユ・ミョンファン）外交通商相、日本の岡田克也外相が出席しました。三国の外相は、中日韓三国の協力を積極的に評価した上、協力レベルのアップ、第三回中日韓首脳会合及び共に関心を持つ重要な国際問題と地域問題について意見交換を行いました。

　楊潔チ外相は、「中日韓の協力は三国の経済成長及び景気回復の勢いを保つことにプラスであり、東アジアの協力と持続可能な発展にとって新たな原動力となる。各国はより安定した戦略的信頼を保ち、より深いレベルでの互恵協力を展開し、社会と人的交流を拡大し、三国の協力メカニズムを整え、手を携えて東アジアの協力を推し進めていく必要がある」との考えを表明しました。

　三国の外相はまた共に努力して全面的な協力を展開し、政治、経済、社会、人的往来、文化、災害管理などの分野における協力を積極的に推し進め、新しい協力分野を検討していくことで合意しました。（翻訳：Yan、Kokusei）