中国の劉貴今アフリカ担当特使は6日記者のインタビューを受けた際、「アフリカの経済回復を援助するため、中国政府はアフリカへの投資と援助を削減しないことを約束した」と述べました。
これはタンザニアの首都ダルエスサラームで開かれた第20回世界経済フォーラムアフリカ会議で述べたものです。劉貴今特使は、「中国経済も世界金融危機の影響を受けたものの、中国はアフリカへの投資を減らさなかった。われわれは確実に約束を行った。まず、はアフリカに投資した鉱山企業を閉鎖しないこと。そして、中国とアフリカの合弁企業に勤める労働者を削減しないこと。また、投資を減らさないこと。このほか、アフリカの一部の企業を買収した。これはザンビア人民に歓迎された。さらに、アフリカのインフラ施設分野への投資を続けている。これはアフリカ経済の発展を促進した」と述べました。
また、中国とアフリカとの関係について触れた際、劉貴今特使は、「中国とアフリカの関係はまだ幅広い発展の余地がある。双方の経済の相互補充性が強く、中国市場は巨大なもので、アフリカは中国の技術と投資を必要としている。2009年、中国のアフリカ市場への輸出額は1兆5000億ドルで、2020年までに5兆ドルになると見込まれる。これはアフリカ製品の輸出にも大きなチャンスを提供した。こうして、経済のグローバル化の中で、双方の経済協力はアフリカに大きな利益をもたらすだろう」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |