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金正日総書記、中国を訪問

2010-05-07 12:35:19     cri    

 中国共産党中央総書記である国家主席の胡錦涛氏の招きに応じて、朝鮮労働党の金正日総書記は3日から7日まで中国に対する非公式訪問を行っています。訪問期間中、胡錦涛総書記は金正日総書記と北京で会談しました。このほか、呉邦国委員長、温家宝首相ら中国の指導者が金正日総書記とそれぞれ会談しました。

 会談の中で、胡錦涛総書記と金正日総書記は互いに自国の経済、社会の発展状況を伝え、国際情勢や北東アジアの情勢、朝鮮半島の核問題をめぐる6カ国協議などについて率直に意見を交わしました。双方は、「朝鮮半島の平和、安定と繁栄は両国と北東アジア地域の各国の共通利益にかなう。6カ国協議に参加する国は誠意を持って、協議のプロセスを推進させるために積極的に努力して行くべきだ」としています。金総書記は、「朝鮮半島の非核化を堅持する朝鮮の立場にはいかなる変化もない。朝鮮は各国と共に、6カ国協議の再開のために有利な条件をつくるつもりだ。中国が6カ国協議に払った積極的な努力と貢献を高く評価する」と述べました。


(写真:新華ネットより)

 中朝協力の強化について、胡錦涛総書記は、双方がハイレベル交流を保ち、即時または定期的に両国の内政や外交に関する重大な問題、国際情勢、地域情勢など共に関心を寄せる問題について幅広く意志の疎通を行い、経済貿易協力を強化し、人的交流を拡大して行くことを提案し、双方が国際と地域事務において協調を強化し、地域の平和と安定をよりよく維持して行くことを提案しました。

 これに対し、金正日総書記は、両国の実務的な協力を行うという胡錦涛総書記の提案に同意すると示しました。また、上海万国博覧会が成功裏に開幕したことを祝賀しました。さらに、胡錦涛総書記に朝鮮を訪問するよう要請しました。胡錦涛総書記はこれに感謝し、要請を快く受けました。(翻訳:トウエンカ)

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