中国社会科学院は6日文化産業報告書を発表し、「2009年の文化産業は多くの分野で急速な成長を見せており、国民経済発展の中で最も注目される分野となっている」としています。

　この報告書では、「試算によると、2009年の中国文化産業の国内外の市場規模は8000億元（日本円でおよそ10兆9000億円）に達し、デジタル化とネット化は急速に発展し、ニューメディアが主役になりつつある」としています。

　また、出版業は2009年転換を見せ、デジタル出版量は初めて紙による出版量を上回りました。

　携帯電話を利用する新規ネットユーザーは2009年、1億2000万人増加し、携帯電話を利用してインターネットにアクセスすることはネットユーザーが拡大する基となっているということです。（翻訳：玉華　チェック：吉野）