中国では今年第1四半期の自動車販売が依然として盛んです。中国自動車工業協会の最新データーによりますと、今年1月から3月まで、中国自動車市場の自動車卸売り台数は昨年同期より72％増の461万台で、世界一となりました。これを受け、自動車業界は年間の販売目標を当初の1500万台から1700万に引き上げました。

　昨年、中国の自動車販売量は1300万台に達し、日本やアメリカを超え、世界一になりました。統計によりますと、今年第１四半期、アメリカの自動車販売量は300万台に届かず、日本は約170万台でした。

　そして、注目されるのは昨年好調だった排気量1.6L以下の乗用車の占める割合が下がったことです。これについて、中国自動車協会の専門家は、「2010年、政府が1.6L以下の乗用車の購入税に対する優遇幅を縮小したため、購買力が低下した。しかし、今後低下しつつけて行くかどうかについて結論を出すのはまだ早い」とみています。（翻訳：トウエンカ）