四川大学華西病院の鄧紹林副書記の話では、華西病院は15日から重傷者83人を相次いで受け入れました。四川大地震での救助経験が生かされたマニュアルがあったため、負傷者全員が病院に搬送されてから、15分から20分で病室に運ばれ、最善の治療を受けることができました。
また、華西病院外科の屠重棋副主任の医師によりますと、移送されてきた負傷者は海抜4000メートル余りの高原から海抜がわずか500メートルの成都に入ってきたため、赤色素の急速な下降と酸素の過剰摂取に悩まされています。そのため、病院は全員に対して輸血して、赤色素を高めてから手術するようにしています。
なお、医師とチベット族の負傷者の意思疎通をはかるため、ボランティア通訳をする成都の大学生も現れたということです。(翻訳:Yan)
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