国連のパン・ギムン事務総長は12日、ニューヨークの国連本部で、「核テロは今日の世界が直面している最大脅威の一つである」と述べ、各国が核なき世界の最終目標を実現するために共に努力し、核兵器製造のための分裂材料生産を禁止することについて国際的協定を制定するよう呼びかけました。

　これは、パン・ギムン事務総長が核安全保障サミット参加のためワシントンへ出発する前に述べたものです。

　また、パン事務総長は、「ロ米が調印した新核軍縮条約と来月国連で開かれる『核不拡散条約』締約国審議会議は、核なき世界を実現する新たな推進力をみた」と述べました。（翻訳：玉華　チェック：国清）