中国の温家宝首相は13日北京で、モンゴル国のスフバータル・バトボルド首相と会談しました。

　会談の中で温首相は「中国は友好的に隣国と付き合い、隣国をパートナーとする外交政策を堅持しており、モンゴルと共に、両国関係をさらに高いレベルへ推進し、幾世代にもわたる友好と共同発展を促していきたい」と述べた上で、「両国の政府部門が協調による中長期計画を立案し、企業間の協力規模の拡大を積極的に導くと共に、協力の分野を広め、協力の効果を高めていく。それと同時に、両国の優位性と潜在力を十分発揮し、両国とこの地域の経済成長のために貢献していく」と強調しました。

　これを受け、バトボルド首相は「ハイレベル往来は両国関係の発展にとって非常に重要である。モンゴルは温家宝首相のできるだけ早い来訪を期待している。中国と共に未来に目を向け、善隣友好と相互信頼の関係を深めていきたい。また、経済貿易や、投資、農業、鉱産物、金融などの分野における協力と民間往来を強化して、両国関係を新たなステップに推進していくことを希望する」と語りました。（Katsu/金井）