中国政府が運営するチャイナネットによりますと、温家宝首相は７日、国務院常務会議を開き、「政策を改善して投資を増やし、西部大開発戦略をさらに推し進める」と述べました。

　中国西部は、１２の省や市、区が含まれており、中国の国土面積の７割を占めます。この西部の経済発展を図るため、２０００年から西部大開発戦略が始まりました。

　今回の会議では、今後の１０年間が西部大開発を次に繋ぐ重要な時期であり、西部自らの発展や民生の改善を軸にした開発戦略が必要であることが強調されました。

　また、会議では水不足問題に対応するためのインフラ整備や、持続的な発展を促す生態学セキュリティシールドの構築、対外開放を進めることなどが盛り込まれた７項目の政策や措置が提案されました。（訳：恂）