中国衛生省は6日、山西省の問題ワクチン事件の調査結果を発表し、「ワクチンを接種した後に異常反応を起こした児童15人のうち3人は、問題ワクチンの接種と関係がある。山西省のワクチンの安全性は信頼できるが、地元の疾病予防センターのワクチンへ管理には問題がある」と表明しました。
国内メディアはこのほど、山西省における問題ワクチンの接種で、これまでに児童のうち約100人が死亡し、また接種後に後遺症が残るなどの被害が出ていたと報道しました。それによりますと、ワクチン接種などについての「ワクチン条例」に定められたレベルに達していない問題ワクチンの接種により、15人の児童のうち、4人が死亡したということです。
衛生省の鄧海華報道官は、被害を受けた児童に対しては「関係部門は補償金を出す」と述べ、管理上の問題について「関係各部門は山西省疾病予防センターが問題ワクチンに合格レッテルを貼ったことに対する調査を続けている」と述べました。(万)
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