ロシア連邦保安庁のボルトニコフ長官は1日、3月29日にモスクワで起きた地下鉄爆発事件と31日にダゲスタン共和国のキズリャルで発生した自爆テロには、北コーカサスの武装組織がいずれも関与したとの見方を示しました。
これは、ロシアのメドベージェフ大統領の主催によってダゲスタン共和国で開かれた会議で述べたものです。ボルトニコフ長官は「今、物的証拠などを入手し、事件と関係のある者を拘束して取り調べている」と報告した上で、いかなる代価を払ってでも徹底的に調査するという姿勢を示しました。
ボルトニコフ長官は、さらに、テロ取締りに社会全体が参加することや北コーカサスで再びテロが起きるのを防ぐことを呼びかけました。(鵬)
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