中国国家統計局によりますと、中国人の男女の出生比率は119.45：100になり、昨年より1.11ポイント下がりました。

　専門家は、これはここ数年、男女の出生比率の初めての縮小だが、その比率は依然として格差が大きいと指摘しています。

　中国社会学院がこのほど発表した2010年『社会白書』によりますと、2020年に結婚適齢期に達する男性は女性より2400万人多く、"世代を超える結婚"や"年上の女性との結婚"などが増えると予想されます。この性別比率の大きい格差は当面の中国の人口構造における最も大きな問題です。（閣、丹羽）