アメリカ、インド、ウクライナ、フランス、ドイツ、イギリスなどの国と国際組織は29日、声明を発表し、モスクワの2ヵ所の地下鉄駅で起きた爆発事件を強く非難し、いかなる形のテロリズムをも取り締まる」と非難しました。

　アメリカのオバマ大統領は当日、声明を発表し「アメリカとロシアは団結して、生命を無視した暴力主義と極端主義、テロ襲撃に反対する」とした上で、これら残忍な行為を非難しました。

　インドのシン首相はロシアのメドベージェフ大統領に書簡を送り、ロシア人民と犠牲者の遺族に慰めの意を表したうえで、「インドはロシアと団結、連携し、暴力とテロを取り締まる」との意を表しました。

　また、フランスのクシュネル外相はフランスはこのテロ事件を厳しく非難し、この事件に対し、フランスはロシアを全面的に支持する考えを示しました。

　ドイツのメルケル首相とイギリスのブラウン首相の報道官は「両国の首相はこの事件の発生に対し非常に驚愕している」とした上で、犠牲者に哀悼の意を表しました。

　NATO・北大西洋条約機構のラスムセン事務総長、EU・欧州連合のバローゾ委員長とアシュトン外交安全保障上級代表はそれぞれ声明を発表し、このテロ事件を非難し、犠牲者の遺族に慰めの意を表しました。（翻訳：ｈｕａｎｇｊｉｎｇ）