モスクワの地下鉄で29日朝に起きた2回の連続爆発により、これまで少なくとも37人が死亡し、数十人が負傷しました。ロシア政府はこの2回の爆発はテロ作為だとしています。連邦保安庁は同じ日、取調べにより爆発は2名の自爆テロによるものだとしました。
ロシア緊急事態省の発表によりますと、1回目の爆発はモスクワ現地時間朝7時52分に起きたもので、一列目の列車が中心部の駅「ルビャンカ」に停車した時、二列目の車両が突然爆発し、車両内の14人とフォームで待っていた人11人が死亡したほか、数十人が負傷しました。爆発があった地下鉄の駅は「連邦保安庁」本部の真下にあるということです。
なお、イタルタス通信がロシア保安関係者の話として、一回目の爆発が起きてまもなく、「モスクワ文化公園駅」でも爆発が起き、死者12人、負傷者12人の惨事となったことを伝えています。
これまでのところ、犯行声明などは出ていないということです。(翻訳:Yan、吉野)
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