世界銀行は17日、最新の『中国経済四半期報告書』を発表し、「2010年、中国経済の成長率は9.5%になる見込みだ」としていました。
2009年世界的な景気不況の中にありながら、中国のGDP成長率は8.7%を実現し、2010年現在まで経済成長の勢いを保っています。世界銀行駐在の韓偉森代表は「今年、GDPは高成長率を保つが、経済発展パターンの転換が生じる。この一年、政府は投資を緩和し、輸出額は回復する可能性が高い。また、不動産価格の上昇速度は2009年より速いが、消費生活の安定を確保することができる」と述べました。
世界銀行は「各国の生産力が過剰になっている今、物資の国際価格が上昇することは無い。また、中国で大規模なインフレは起きない」としています。(万、丹羽)
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