3月16日はチベット暦の2月1日で、春の耕作を始める日とされています。チベット自治区の農民は晴れ着姿で、伝統的な式典を行い、豊作を祈りました。
この日、ラサ市のダズ県の村で、64台の耕運機による作業が始まりました。若い女性がハダカ麦酒を運転手に捧げます。耕す作業が終わってから、村人は焚き火を囲い、チベットの主要な食品、ツァンパを手にして、五穀豊穣や無病息災を祈ります。そして、ツァンパを空に向けて投げ撒きます。
なお、国の援助の下、チベットは農牧業の機械化が日増しに進んでいます。昨年、チベット自治区は5000万元(6億円)にのぼる農耕機援助金を受けました。今年も同じ援助金が充てられることになっています。(朱丹陽)
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