カナダの華僑華人は、閉幕したばかりの中国の全人代・全国人民代表大会と政協・政治協商会議を高く評価し、「中国の指導者が国民を率いて、民主、経済発展、民生改善に向かって進んでいる」としています。
カナダ華人促進中国統一連盟の趙炳チ主席は、「この二つの大会を通じて、中国が強国富民の道を歩んでいることをより強く実感できた」とみています。
オタワ企業家協会の趙志剛会長は温家宝首相の記者会見について「経済の発展方式の転換や構造調整を重要な政策の位置付けにした上で、経済発展が抱えているいくつかの問題を解決すると強調した。これは中国経済が安定した発展を継続するためにはよい方法だ」としています。
さらに、カナダ中国文化発展協会の高如東会長は、「温家宝首相が、中国の発展は経済成長だけでなく、社会の公平、正義を促すとともに、人々の自由な発展を推し進めるべきだと強調したように、中国の近代化は経済の発達に限らず、公平、正義、道徳といった文化の力も世界にアピールすべきだ」との見解を示しました。
オタワカナダ中華文化基金会の王玳瑜会長は、「全人代の代表の議案、政協委員の提案はいずれも国民が強い関心を寄せている汚職、腐敗、住宅高騰、所得の分配への不公平感などの問題である。これは、中国が政治的に成熟し前進している表れだ」と評価しました。(朱丹陽)
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