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温首相、人民元為替レートの強制的変動に反対

2010-03-14 17:02:58     cri    





















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 第十一期全国人民代表大会第三回会議は14日閉幕しましたが、その後開かれた記者会見で、温家宝首相は「今年の中国の経済は、再び底を打つ恐れがある」としたあと、人民元の為替レートを強制的に変動させようという動きには反対を表明しました。

 記者会見における記者からの質問の半分近くは、中国の経済政策とその行方についてでした。温家宝首相は、その際「世界経済の主な矛盾と問題はなおも解消されておらず、多くの中国企業の経営状況が回復していないため、中国経済は今年再び底を打つ恐れがある」と指摘した上で、「中国経済は、経済の比較的速く安定した発展、その構造の調整、それにインフレ予想といった三者の関係を的確に処理しなければならない。そうしてこそはじめて始めて、経済が底を打つことを避けることができる」と述べました。

 去年、中国は経済の回復を率先して実現し、GDPの成長率は8.7%に達しました。しかし温首相は、「現在の複雑な経済情勢の中で、この三者の関係をうまく処理するのは難しい」と語り、また、政府活動の重点について、「それは第一に、通貨の合理的な流通と預金利率の合理的レベルを保つこと。第二に、農業を高度に重視すること。そして第三に、政策の連続性と安定性を保ち、積極的な財政政策といくからの柔軟性を持つ通貨政策を引き続き実行することだ」と語りました。

 また、人民元の為替レートについて、温首相は一連の数字を並べた後、「人民元は過小評価されていない。例えば、2008年7月から去年2月までの世界経済が最も大変な時期にあるときに、人民元の為替レートは実際には14.5ポイント上がったこと。また去年、中国の貿易額は16%減少したものの、そのうち輸入額は11%減り、貿易黒字額は1020億ドル少なくなったことに見られる」と述べました。

 また、温首相は人民元の為替レートを強制的に変動させる動きに反対し、「国際金融危機が起こり蔓延しているときに、人民元の為替レートがほぼ安定したことは、世界経済の回復に重要な貢献となった。中国は、各国が互いに非難し合い、ひいては、強制的な手段を通じて一国の為替レートを変動させることに反対する。これは人民元の為替レートの改革にとってマイナスとなる。中国は市場の需給を基に、管理下にある為替レート制度を堅持していく。中国は為替レートの形成メカニズムの改革をよりよく推進し、為替レートの合理的、かつ均衡的なレベルを維持していく」と述べました。

 温首相はまた「国際金融危機が深刻化するに伴い、保護貿易主義g更に深刻化したが、これには世界各国が警戒すべきだ』とした上で 、「中国は関連の措置を取り、輸出を拡大していく。自由貿易は危機への対応と経済の回復にとっては大きな推進力となると信じている」と話しています。

 温首相はこのほか、中国の対外政策政策、気候変動対応策、台湾海峡両岸の経済貿易関係、および香港の発展問題などについて記者の質問に応えました。

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