中国教育省政策法律局の孫霄兵局長は北京で12日、「『国家中長期教育改革発展計画要綱』は、自立革新型人材の育成を最優先課題としていく」と述べました。

　孫局長はこの日に開かれた全人代・全国人民代表大会の記者会見で、「計画要綱は自立革新型人材の育成を大きなスペースを割いて強調した。まず、人材育成の理念を革新しなければならない。これまでは、試験の点数や学歴で人材を評価してきたが、今後は誰でも人材になりうるという多様化した人材を育てる理念を樹立していく。これと同時に、人材育成のモデルを改め、勉強と思考を結びつけ、知識と行動力を一致させ、それぞれの特徴を生かす教育を行う。また、教育の質の評価制度と人材評価制度を改革し、これまでの学歴と点数で人材を評価する形を是正していく」と語りました。（翻訳：ZHL）