ポーランド環境省がワルシャワで3日、声明を発表し、「ポーランド政府は、日本のある個人機関に3000万ユーロ（約3億6400万円）相当の二酸化炭素の排出削減量を売却した」と明らかにしました。

　声明は取引の詳細を紹介しませんでした。ポーランドのクラシェフスキ環境大臣はこの日、「二酸化炭素の排出削減量を売却して得た資金は、学校や病院など400カ所の公共サービス機関のエネルギー設備の整備に使われる」と述べました。

　また、クラシェフスキ環境大臣は「今年、ポーランドは1億5000万ユーロ（約127億600万円）相当の二酸化炭素の排出削減量を売却するが、現在、交渉している」と語りました。（Katsu/村田）