ASEAN・東南アジア諸国連合の経済担当閣僚級非公式会議が28日、マレーシアで行われました。

　会議出席者は、ASEANが関連措置の実施を速め、ASEAN経済共同体の創設を推進して行くことを改めて表明しました。

　今回会議の議長であるベトナムのヴー・フイ・ホアン商工相はこの日、会議後の記者会見で、「会議では当面のASEANの経済力や2015年までにASEAN経済共同体を創設させることなどについて幅広く討議され、多くの問題で合意に達した。これには関連政策の改革、ASEANと湾岸アラブ諸国協力評議会や南部共同市場などとの関係と協力を次第に強化させていくことが含まれている」と述べました。

　また、ASEANのスリン事務局長は、「ASEANは経済の一体化という目標を目指して活動している。各加盟国はすでに関連枠組協議の達成期限を決めた」と述べました。（翻訳：トウエンカ）