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北京市代表団、海外のゴミ処理場を視察へ

2010-02-22 13:14:04     cri    
 新華社通信の報道によりますと、北京市政府の職員、ゴミ処理に関する専門家、市民およびマスコミからなる代表団が22日、ゴミ処理に関する新技術を視察するため、北京を出発しました。

 代表団はマカオと日本の東京などに赴く予定で、現地でゴミの焼却技術に関する資料を集めるということです。

 現在、都市化の加速や人口の急速な増加にともない、中国の大都市ではゴミ問題がすでに現実的な課題となっています。中国の首都である北京を例に取ると、戸籍を持つ人口は1600万に達し、1日当たりのゴミの排出量は1万8400トンです。そのうち、埋め立て処分されるゴミの量は全体の90%を占め、毎年、多くの土地がゴミ処理のために失われています。この状況を受けて、北京市政府は2012年までに、ゴミ焼却量を現在の5%から20%に引き上げる計画を打ち出しました。

 北京市政府は大型の焼却施設の建設に乗り出していますが、市民の間からは、排出物による環境や健康への被害を心配し、反対する声も上がっています。関係部門は今回の視察を通して、海外でのゴミ処理の安全性を伝えることにより、市民の心配を取り除く考えです。(万、田中)

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