イギリスのブラウン首相が20日、自ら率いている労働党の総選挙のスローガンとマニフェストを発表しました。

　ブラウン首相は、労働党は「すべての人に公平な未来」を作るために頑張っていくと主張しています。また、「新興産業及びそれらの産業による雇用創出をサポートし、少数の人の利益ではなく、大多数の人の利益を代表できるよう努力していく」と語りました。

　ブラウン首相のこうした発言は、総選挙の前、競争相手の保守党に対してかけた最後の追い込みだと見なされています。最新の世論調査の結果では、労働党の支持率は野党保守党より9ポイントも低く、30％となっており、しかも、両者の開きは2週前よりも拡大したということです。（翻訳：Yan）