カンボジアのノロドム・シハモニ国王はプノンペンで１７日、まもなく任期満了を迎える張金鳳中国大使と会談し、中国との友好関係を高く評価しました。

　シハモニ国王は「ここ数年、カンボジアと中国は各分野において協力関係がますます緊密になっている。中国政府と国民は長い間、カンボジアの建設や経済発展に甚大な支援を与えてくれた」とした上で、「シハヌーク前国王が打ち出した対中友好政策や"一つの中国"政策を堅持し、両国の協力パートナーシップをさらに推し進めていきたい」と述べました。

　これに対し、張大使は「シハヌーク前国王、モニニアット皇太后、シハモニ国王をはじめとするカンボジア王室は中国との関係を重視している」とした上で、「両国の友情を中国の国民は大切にしており、今後もよりよい両国関係を期待している」と語りました。（翻訳：コオリ・ミン）