欧州中央銀行が11日発表した月間報告で「ユーロ圏の経済は回復し始めたが、その見通しには相変わらず不確実性がある」として、今年と来年、ユーロ圏の経済は穏やかな成長しか維持できないとの予測を示しました。
その報告によりますと、2010年と2011年、ユーロ圏の経済成長率はそれぞれ1.2%と1.6%に達する見込みだとしています。経済の急速かつ持続的な成長を抑える主な要素は、就業の持続的な低迷による内需不足、企業の生産能力の利用率の低下、及びユーロの値上がりによる輸出への影響などが挙げられています。(翻訳:ZHL)
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