9日、ウルムチで開かれた新疆ウイグル自治区の観光会議で、今年の観光発展目標が定められました。これによりますと、海外からの観光客数を昨年同じ時期より40%増の延べ50万人、国内観光客数を19%増の2500万人に増やすことを目指しています。

　これについて、新疆ウイグル自治区の胡偉副主席は「金融危機と『7・5』事件の影響で、昨年新疆の観光業はダメージを受けた。今年に入ってから、中央政府は新疆の経済を推進するとともに、周辺国家との経済や文化の交流を促す政策を打ち出した。これは、我々の観光業にいままでにないチャンスを提供してくれた」と強調しました。

　現在、新疆は、「国際観光祭」、「冬季博覧会」、「ウルムチ雪祭り」などのイベントを企画しています。そして、マイカーツアー、個人ツアー、登山、アウトドアなど新規のツアーの開発にも力を入れています。（朱丹陽）