国連のパン・ギムン事務総長はニューヨーク国連本部で3日、国連のハイチ特使であるアメリカのクリントン元大統領と会見した際、ハイチに対する国際援助で指導的な役割を果たすよう求めました。
パン・ギムン事務総長はこの日、クリントン元大統領とハイチ大地震の被災地の状況について話し合いました。その際、緊急救助から復興支援へとシフトしていくなかで、各国からの援助を協調する役目を果たしてほしいとクリントン元大統領に求めました。パン・ギムン事務総長は、「この役目を任せられるのは、クリントン元大統領以外に考えられない。クリントン元大統領なら、国連開発計画のハイチ事務担当や国連ハイチ特使とうまく協力しながらやってくれるはずだ」と述べました。
また、国連事務局の報道官はこの日、クリントン元大統領が今週末、ハイチへ赴き、ハイチ大統領およびその他の政府高官らと国際救助や復興支援などのについて、会談を行うことを明らかにしました。(翻訳:トウエンカ)
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