中国全国政治協商会議の杜青林副議長は北京でこのほど、ダライ・ラマの特使であるロディ・ギャリ氏、ならびにケルサン・ギャルツェン氏と会談しました。
杜青林副議長は代表一行に対し、新中国60周年を各民族で祝ったことや、金融危機対策の成果、および国家第5回チベット業務会議の進捗状況などについて説明しました。
また、ダライ・ラマに対する中央政府の政策については、「明確かつ一貫している。対話の扉は常に開かれている。この原則がこれまで変わったことはない」と述べました。
その上で、「ダライ・ラマが会談の進展、ひいては、中央政府との関係改善を本当に望むのであれば、歴史を尊重し、現実を見極め、自らの言論と行動を徹底的に反省する必要がある。そして、実際な行動により中央政府と全国国民の信頼を得るべきだ。『チベット独立』や、『形を変えた独立』、『チベット問題』の国際化、または反中国勢力への加勢には、いずれも前途はない」と強調しました。
それに対し、ロディ・ギャリ氏とケルサン・ギャルツェン氏は、自らの主張を述べるとともに、関連の状況をダライ・ラマに報告すると語りました。(翻訳:李軼豪)
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