中国国防省によりますと、28日にニューヨークで開かれた国連のソマリア沖海賊対策を話し合う会議で、中国とEU・欧州連合海軍、多国籍連合艦隊、NATO・北太平洋条約機構などの意見をまとめた「安全回廊」と呼ばれる航路内での区間別護衛が採択されたということです。
これ以前、国連ソマリア沖海賊対策第一ワーキンググループの会議で、中国は国連安保理の枠組み内で、区間別に護衛することを主張したのに対し、EU海軍、多国籍連合軍、NATOの三者が「推薦する安全回廊」方案を提出しました。その後、数回にわたる協議を経て、今度の会議でこの二つの主張がともに組み込まれた認識に一致したものです。(閣、金井)
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