映画「アバターのワンシーン」

　湖南省北西部の張家界市はこの25日、世界遺産の絶景である武陵源地区にある奇観の巨岩「乾坤柱」を「ハレルヤ山」に改称し、その式典を行いました。

　同省の有力紙「潇湘晨报」によると、米ＳＦ映画の大作「アバター」のジェームズ・キャメロン監督が去年12月北京の上映式で、「『ハレルヤ山』の原型は中国にある」と明らかにしたという。

　別の報道によると、「アバター」のパンドラの星のモデルは張家界市の武陵源地区であるといわれ、撮影係は2008年12月に4日間同地区でロケを行ったといいます。

　同市の観光当局者は「改称は市民と観光客の要請に応えるためだ」としています。

　北京の有力紙「京華時報」では「この10日間、張家界への観光客は去年同期より2倍増えた」ということです。（ジョウ＆金井　写真：新華ネットより）