中国国務院がこのほど、国家エネルギー委員会を設立し、温家宝首相が主任を勤めることになったことを受けて、エネルギー専門家であるアモイ大学エネルギー経済研究センターの林伯強主任は27日、当放送局記者の取材に対し、「国家エネルギー委員会の設立は、中国政府のエネルギー問題に対する関心の高さを示している。委員会の設立は、中国のエネルギー戦略の方向性をマクロの面から把握する助けとなる」と述べました。
エネルギー問題は電力、石炭、石油、および価格の改革、市場の参入許可、税収、輸出入、安全など各方面に及んでおり、現在の国家エネルギー局の職責では、すべてをカバーすることはできません。これについて、林伯強主任は「国家エネルギー委員会は、分散的管理や連携の不足など、国家エネルギー局に内在する問題の解決にプラスとなる」と語りました。(Katsu/田中)
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