中国国家救援隊が27日、救助活動を無事終え、北京に戻ったことを受け、中国共産党中央政治局委員でもある回良玉副首相は、中南海で救援隊と会見しました。回副首相は党中央、国務院を代表し、隊員たちの労をねぎらうと共に、「救助活動において、さらなる貢献をしてほしい」と激励しました。
その際、回良玉副首相は、「ハイチ大地震の発生後、中国国際救援隊は胡錦涛総書記と温家宝首相の指示に従い、直ちに集結し、被災地に駆けつけた。最初にハイチに到着した国際救援隊の1つである。余震が続く大変危険な状況の中で、救援隊はプロ意識と不屈の精神により、昼夜を問わず、生き埋めとなった人々の捜索や、医療活動にあたり、救援任務を見事に成し遂げた。救援隊の崇高で無私の精神は、国連や関係国の政府および国民から高く評価されている」と述べました。
その上で、「自然災害は人類共通の課題である。中国国家救援隊は、さまざまな環境や条件の下で救援活動を行った経験をまとめるとともに、チームワークを一層強化し、救援レベルを高める必要がある。それにより、救助活動と経済社会の発展促進にさらなる貢献をしていくべきだ」と強調しました。(Katsu/田中)
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